孤独なシルエット動き出せば
それは紛れもなく「ヤツ」さ
ヤツ…?
コブラじゃねぇか!
しかもスペースの方じゃなくて三木谷の方のコブラじゃねぇか!
話の発端はぷもも園に最高…フィギュアを…ということで、ハードオフのジャンクコーナーをさ迷っていた時のこと。太すぎるっピやガバのダーディの元キャラを見つけていたものの、ちょうど良いのには巡り会えず、伊号潜水艦「伊尻」でも置いてやろうかとプラモコーナーを覗いたところ、目に入ったのはミリタリーフィギュア。この手のプラモは組まないので詳しいことはわからないが、6体入っているらしい。サムソン体型はいないものの、比較的やせ形のモデルならば再現できるのではないかと思い購入した。
さてパッケージを見て思う。
この人コブラ三木谷に似てないか?ドラ田編でコブラの電話シーンがあったのも一因だろうが、それだけではなくて顔立ちや雰囲気も瓜二つだ。
インスピレーションは私の頭に舞い降りた。これで伊尻兄貴のスペースコブラ三木谷を作ろうと。
作り方はいたってシンプル、組み立てて体を赤に、ヘルメットを黄色に、そうして最後に顔を塗る、これだけだ。
オリジナルではサイコガンを装備しているが、いろいろ試したもののうーん最高!と言えるものはおろか、ムーア!我慢できるレベルのものすらできなかったので、方針転換、サイコリングを装備させることにした。
サイコリングはオリジナルの装備で、言うなればコックリングの強化バージョンだ。これは使わないバネを切ってリングに見立てたもの。こうしてコックリング改めサイコリングは男の右手に嵌められた。
ようやくキャラクターを登場させることが出来た。キャラクターが出来てくると、似合う背景が欲しい…太いジオラマ頂戴と卑猥な言葉で太ラマをおねだりする淫乱ダディーに大変身!
ということで次回はこのスペースコブラ三木谷とシーチキンの似合うジオラマを作っていこうと思う。
ところでコブラ三木谷のデビュー作で彼は頭に黄色いヘルメットをかぶっている。暗合とはいえ、これがのちのスペースコブラ三木谷への伏線だったのかもしれない。