ぷもも園

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モーニングレス級中居3号戦記 つらいや・・・編

あらすじ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

kumohai6794re.hatenablog.com

 

 

 

モーもーもーもー級ううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!

 

中居さん一行は牛の子宮収縮音で目が覚めた。レベルの最悪の目覚めである。

 

中居「牛うるさすぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!種付けおじさん配給すっぞ!!!!!!!!!!」

 

タメリー「はぁ(寝不足)・・・牛の近くで野営して起こされるとかもう831回目じゃないですか・・・中居さんもいい加減学習してくださいよ」

 

中居「うるせぇ奴にはフローズンモーニングレスキュー食わせるぞっっっっっっっっっっっっっっwwwwwwwwww」

 

タメリー「またロクでもない商品売り出そうとしてますね」

 

中居「こう見えて力あるんです!!アンチの陰謀で生産中止に追い込まれたモーニングレスキューを未来へと受けつぐために俺は開発した。700000000兆年後にモーニングレスキューが発掘され、宇宙はモーニングレスキューによって支配される!!!!!!!後はわかるな?モーレスターシリーズが教典となって俺は神として崇められ、田舎をdisる歌が宇宙の高雅な調べとして鳴り響く!!!!!!!!」

 

タメリー「はぁ、またくだらないこと妄想してて楽しいですか、中居さん。まぁ百歩譲ってモーレスターが教典となることは認める、ってことは中居さんだけじゃなくて僕たちも神になる権利ありますよね?」

 

 

中居「ダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!おたくたちはレスキューされる側でしょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ため息リーマンはため息をついたまま何も答えなくなった。

 

セルニモン「おい、見ろ向こうに光が見えるぞ。あれはきっと松岡側の陣営だろうな。まだ夜が明けきっていないから相手には気づかれにくいはずだ、とりあえず偵察を飛ばして敵情の一つや二つ探ってみるとしようじゃないか。」

 

こういってセルニモンは偵察機ひざくんを3機、野営の灯へと派遣した。プロペラをつけた形の最新式偵察機だ。ちなみにひざくんは交尾して繁殖する。

 

20分後、独り言猥談で中居さんだけが盛り上がっているテントにひざくん3機が帰ってきた。セルニモンがすぐさまカメラを回収し、解析する。

 

 

ディスクを挿入したモニターに映し出されたのは

 

 

「運動会プロテインパワー!!!!!!!!どん兵衛ちゃん氏ねぇlええええええええええええ!!!お●んこバーガー!!!!!!!!!!!!!!!!!!おま●んこはずかしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1運動会プロテインパワーーーーーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜〜ーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「倍数?知ってる倍数?あぶっらこいど!倍数、バナナチキン。ポテト食うとうまいっすよ!!倍数」

 

 

こいつはしゃぎすぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!隠語とかまぢありえないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww「中居さん」

 

タメリー「下ネタとはしゃぎすぎとか中居さんとキャラ被りしすぎじゃないですか。でもはしゃぎきってる分、中居さんよりこのひとの方が面白いですよ」

 

中居さん「はぁああああああああああああああああああああああああああああああああ?????????????????????????????やむやむやむやむやむやむやむやむやむやむやむやむやむやむやむやむやむやむやむやむやむやむ・・・」

 

リスカ癖のあるやむモード中居さんは早速リスカ。腕をギロにして音楽を奏でる。もちろん曲はモーニングレスキューでもポップスターでもなくておねシン。

 

お願い!シンデレラ〜夢は夢で終われない

 

ためリー「それ3秒前も歌ってましたよね「リアルが近づいてる」が「ディアルガ近づいてる」聞こえる曲ですよね。後歌下手なんでアイドルやめてもらっていいですか?」

 

中居さん「それはstar!!の方でしょ!!!!!!アイドルやめない!!!!!!!!うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ!!!!!!!1」

 

 

タメリーと中居さんの戦争を諌めてセルニモンは提案する。

 

「とにかく奴のところへ行ってみよう。力はありそうだが、こっちの軍勢を持ってすればなんとかなるはずだ。ともかく奴が松岡の手下であることは間違いない。近くの敵は早めに潰しておかないと後で火がついたときに大変になる。さぁ急ごう!!」

 

キャンプのテントが丸められ、中居3号の荷台に投げ込まれる。太陽はまだ上っていない。冷たい空気に遮られた山々に中居3号のエンジン起動音がこだまする。

 

中居「レスキュー開始!!!!」

 

中居さんの掛け声とともに中居3号はゆっくりと動き始めた。

 

 

 

 

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日記

 

2年前にあらすじだけ書いていたモーレス小説を書いてみました。続くかどうか未定です。そもそも僕がこのブログを始めたのは、同じはてなブログで天使狩りさんが書いてた「モーレス小説ウォーズ」の影響なんですよね。そういう意味では原点回帰と言えるかもしれません。

 

P.S.宇宙に風俗体験記はあるのでしょうか。ふと思って眠れなくなってしまったのですが、どなたかご存知の方、教えてくださると嬉しいです。

 

 

 

 

 

ガバ穴ダディー・ノンケ説

 

ガバ穴ダディーとは、ホモである。

 

 ニコニコ大百科のガバ穴ダディーの記述は、この一文をもって始まる。事実、ガバ穴ダディーはノンケからは程遠い、ガチホモという認識が一般的だと思う。実際私も、ガバ穴ダディーは到底ノンケではないと書いたことがある。自ら進んで太マラをねだり、怪音を連発してよがり狂う様はまさしく淫乱ダディー以外の何物でもない。(ちなみにダディーというのは父の愛称である以外に、俗語で中年ホモという意味がある)そして極め付けは、使い込んだ証のようにガバガバに拡がった穴。それは彼がこの道の玄人であることの動かせぬ証拠である。

 

 しかし本当にそうだろうか。私はガバ穴ダディーを聴きながら、ふとそんなことを考える。実はダディーはノンケなのではないか。そうして彼のセリフを、ノンケであるという観点のもとから見直した時、さまざまな新たな発見を得た。この試みを通し、今まで論じて来られなかったガバ穴ダディーの新たな側面を発掘することができたのである。それにしてもガバ穴ダディーはさまざまな解釈の可能性を秘めている。でっぷり太った豊満パパには、まだまだ新たな世界への扉がガバガバに拡がっているのだ。改めてこのビデオの奥深さに畏怖の念を感じた次第である。

 

以下、箇条書き形式でガバ穴ダディーノンケ説の根拠を紹介していく

 

1.「イカ・・・キムチ・・・」は実は「いかん・・・気持ちいい・・・」

 

 「イカ・・・キムチ・・・」は冒頭一番最初に発せられるダディーの語録として定着している。しかしよく考えると不自然である。なぜダディーはホモプレイ中に食品名を発する必要があったのか?謎である。しかしこれを「いかん・・・気持ちいい・・・」と考えると辻褄が合う。ノンケであるダディーがホモプレイを始めたところ、そこに思いの外の気持ち良さを感じる自分を発見してしまった。ホモになってしまうことへの危惧と、しかし気持ちいいという揺り動かせぬ事実との葛藤。この二つが冒頭に発せられていることによって、「ガバ穴ダディー」はノンケがホモになっていく物語と見ることもできる

 

2.「キモ(本音)・・・気持ちくてたまらぬ・・・」

 

 これも1と似ている。ホモプレイをキモいとは思っていながら、しかし身体は気持ちいい。キモいと気持ちいいをかけることによって、その間で揺れ動く微妙な心情をうまく表現した名台詞。

 

3.  尻穴問答

 

 この場面はガバ穴ダディーを論じる上で避けて通れない、極めて重要な要素である。「何が気持ちいいの?」と問いかける島田部長に対し、ダディーは「お尻の穴が・・・」と答える。その答えを島田部長は「違うだろ?」と否定する。否定されたダディーは「私のOMNK」と訂正する

 

 「お尻の穴が・・・」という台詞は中熟年ビデオにしては珍しい。というのも、中熟年、特にそのうちのデブホモ業界では肛門のOMNK呼びは暗黙の了解であるからだ。課長も現場監督もケツデカ課長も糸引きおじさんも皆最初からOMNKを連発している。ところがダディーはそうではない。初期段階ではお尻の穴という呼び名しか持っていなかったのが、この尻穴問答を通してOMNKという新たな肛門呼称を授けられるのである。これ以降のダディーはまんまん言葉の連発に入る。しかし、もしも尻穴問答がなかったらダディーは「お尻の穴」という呼び方を貫いていたかもしれない。


4.OMNKがぶっちゃけ…無い!

 肛門がOMNKであることは、ノンケには到底受け入れられない。歪められた真実に抗おうとする心の叫び。


5.ちゃんちゃちゃちゃんちゃんFOO↑

エンディングを装うことによって、苦行のようなホモビ撮影を勝手に終わらそうとしている。


6.ニンニンニンニンニン…

5の後に発せられるセリフ。撮影が続行したことに絶望しつつ、こうなったら忍耐しかないと己に「忍忍忍…」と言い聞かせている。


7.貴"様"ら!

ノンケであるダディーをホモ行為に導いた島田とコブラに対する怒り。島田部長によるぶっかけ直後のセリフなので、このタイミングで溜まったフラストレーションをぶちまけたと思われる。


8.もう嫌…

 コブラが果て、混沌としたトリプルプレイの幕が降りた後に発せられるセリフ。ダディーはホモビなどもうこりごりと思ったのだろう。実際彼はこれ以降再びホモビの舞台に立つことはなかった。

 

 最後にあのガバ穴はどうなるのかという疑問が残る。ダディーは真面目で優しい教師である。とすればホモビ出演に対してもそれなりの準備をして臨んだと考えるのが自然である。つまりダディーのガバ穴は、ホモビ出演が決まってからの猛特訓によって手に入れたものではないだろうか?俳優が役作りのために筋肉を鍛え上げるように、ダディーはホモビのために肛門をガバガバに拡張してきたのだ。しかし広げたはいいものの、ノンケだから肝心の肛門性交には慣れてはいない。コブラに掘られているシーンでダディーが怪音や雄叫びを連発するのは、挿入によって生じる慣れない痛みによる苦しみからだったのではないか。


ガバ穴ダディー・ノンケ説はまだまだ発展途上である。この説の魅力はダディーがノンケであること、つまりノンケの人たちも努力次第でガバ穴ダディーになれる可能性を秘めているというところにある。我々はまだガバ穴ダディーには程遠い。しかし彼が元々はノンケである以上、シーチキン道の奥義を究めることによって、ガバ穴ダディーになれるかもしれない。そのためには日々の努力を怠らずに自分自身のガバ穴を養っていく必要があると思う。

 

 

 

ぷももたろう2 第1919191919419回宇宙俳句コンクール

頭に浮かんだことをそのまま書きました

 

 

 

ぷももたろうのクチマンジー上陸作戦は難航を極めていた。ケツマン朝のOMN皇と一戦を交えるべく彼は敵地、OMNKへと入っちゃおうとしていた。

 

♫穴、穴、穴がある

♫あなたの体に穴がある

 

どこからか名前の知らないhotgooが流れてくる。このhotgooが実はガバ穴ブームの超初期にアップされたガバ穴ダディーBBセットのBGMだったと汁物はもうこの世には20人以上、30人以下?しかいない。

 

 

「穴の歌」で検索、しよう!

 

そのころガバ穴ダディーは宇宙にいた

 

今日が映えある第1919191919419回宇宙俳句コンテストの結果発表日なのだ。

審査員は3名。

 

岡山の文豪・変態糞土方

ネット小説の覇者・KBTIT

川端康成にちょっとだけ似てる・激ハメ爺ちゃん

 

どか「今年も郵便受けのケツ舐めながらおっさんのちんぽしゃぶってたら、郵便受けがドバーッと応募作を出してきた。あぁ^〜堪らねぇぜ」

久保「何人の応募食らったかワカンねぇ」

激「量が少し多かった」

どか「もう応募作なんて糞だらけや。俳人志望のにいちゃんや定年過ぎのおっさんみたいなのは至急応募やめてくれや。糞が」

激 「若さの証明」

久保「最近の応募作はちょーエロいぜ」

激 「最高で何拓射くらい?」

久保「5くらいだぜ」

どか「わしは最高二回しか男汁が出なかった」

久保「ウッソだろお前!?全然ゆるケツじゃん」

どか「糞や。二回もドバーッと糞を出してきた。もう気が狂うほど気持ちええんじゃ」

 

こうした議論の末選ばれたのは我場穴緩次郎さん(55・教師/淫乱ダディー)の一句だった

 

おちんちん

 おちんちんちん

  おちんちん     我場穴緩次郎

 

選評

 

久保「こんな作品を書くとかまじ淫獣だぜ。しかもそれを応募するガチブト神経というある意味の才能にムラムラジェラシーを感じる。」

どか「わしは163/90/53 ガバちゃんは162/91/55 あぁ^〜もうめちゃくちゃやりたいぜ。至急メールくれや。岡山出張で落ち合って、糞だらけでやろうや。」

激ハメ「この句の季語はズバリおちんちんです。しかしおちんちんはどの季節の季語なのでしょうか。それは春も、夏も、秋も、冬も存在する。だから季語にはならないのではないか。これが今までの我々の通念であり、常識でした。その概念を我場穴さんは激ハメした。あるいはその持ち前のガバ穴を通じて胎内に取り込み、新たな命を与えて再び生み出した、といったほうが正しいかもしれません。桜は春の季語です。花として桜を捉えると、それは至極当然の話です。けれども木として桜を見た場合、それは春だけ、花と一緒に枯れちゃうなんてことはもちろんなくて、夏も秋も冬もある訳ですね。花から木へと、一つ見方を変えるだけで、これほど変わってくるわけです。そう考えると、反対に、一年中存在しているおちんちんにも実は季節によっての変化があるのではないか。我々はまだそこに気がついていないけれども、いつかはおちんちんがれっきとした季語になるかもしれない。そんな問題提起がここにはあります。その上で我馬さんは、この曖昧な、そもそも成立しているかも怪しいような季語を逆手にとって、四季を描いているのです。最初のおちんちん、これは春、次のおちんちんちんで夏と秋を表現して、最後におちんちん、冬がやってくる。そうしてこの冬というのは春につながっていくんですね。生きとし生けるものは、四季の繰り返しの中に息づいている。こんな立派な作品に見合わない月並みな話で恐縮ですが、そんなことをしみじみと思わされました。」

 

なんだ君?一体、揉めるのか?

 君は今、二万円を、手渡された。君は、この二万円を自由に、使うことができる。一体君は、このお金をどうしようと、思うだろうか?二万円あれば、美味しいものが、たくさん食べられる。いつもはいかない、高級な、焼肉屋や寿司屋でも、気兼ねなく、好きなものを、注文できる。あるいは、自分の好きなものを、買うのも良いだろう。それは、服かもしれないし、ゲームかもしれないし、漫画かもしれない。近くの場所ならば、ちょっとした旅行だって、できるだろう。使い道は、人それぞれである。しかしとにかく、二万円があれば、それなりの、贅沢ができるということは、間違いない。

 

 黄昏の町に、夜の帳が下りる頃、僕は玄関を、出た。そう、二万円を、握りしめて。使い道は、決まっていなかった。ただ僕は、街に出れば、何かしらの、使い道が見つかると、思っただけだった。いつもなら、川の流れる方に、ジョギングに、行く。けれども今日は、違う。足は自然と、賑やかな街の方を、目指す。それに、夜の土手には、ウポポイが、現れるかも、しれない。一体ウポポイは、夜行性だと、聞いている。そんなところに現れる、人間なんて、いい餌食だ。家路を急ぐ、会社員や、学生たちとすれ違う。人の流れに逆らって、街へ向かうのが、なんだか、特別な気分だ。駅に近づくと、道の両側が、賑やかになってくる。居酒屋、料理屋から流れてくる、美味しそうな煙に誘われて、ふらっと、暖簾を潜りそうになる。けれども、ここは我慢のしどころだ。こういうところには、二万円がなくても、いつでもくることができる。せっかくの二万円を、ありふれたものに使ってしまうのは、とても、もったいない。赤、青、緑。僕の視界は、明滅する、ネオンサインを捉える。一体、なんだろう?近づいてみる。それは、パチンコ屋だった。僕は、この間、パチンコに行ったことを、思い出した。一万円が、あっという間になくなって、大声で、泣いちゃった。でも今日は、二万円ある。今度は勝てるかも、しれないぞ。そんな、悪魔のささやきが、聞こえてくる。でも、よそうと、思う。一体この世の中に、パチンコで億万長者に、なった人が、存在したことが、あっただろうか?いたとしたら、是非とも、教えてもらいたいものだ。そうだ、駅の近くの、デパートには、何か欲しいものが、あるかもしれない。僕は線路を、渡って、そのデパートに、向かった。

 

 一時間後、デパートの玄関には、相変わらず二万円を、握りしめたままの、僕の姿があった。デパートに入ってまず、AKBの写真集に、僕は心を奪われた。それから、Nゲージ模型を、買おうと思って、三階に行った。けれども、ちょうどいいものは、見当たらなかった。一体人間は、都合の悪い、生き物だ。お金をもらうため、日々あくせくして、汗水を流していながら、いざお金が転がり込んでくると、今度はその使い道に、あれやこれやと、頭を悩ませる。デパートを出た僕は、知らず知らずのうちに、家と反対の方向を、目指した。どこかで、聞いたか、読んだかした、stray sheep迷える 羊 という言葉を、リフレインしながら。二万円は、大切に使いたい。かといって、このまま、手ぶらで家に戻るのも、いやだ。そうして歩いているうちに、誰かに、呼び止められた。聞き覚えのない、声だ。どうせ、何かの、勧誘だろう。僕は行ってしまおうか、迷った。いつもなら、通り過ぎてしまうかも、しれない。けれどもこんな時には、見ず知らずでも、人の意見を、聞いてみたくなるものだ。

 

僕は、男にまず、僕が二万円の使い道に、苦労していることを、話した。その男は、派手な群青色の、スーツに身を固め、僕よりは、年が二つか三つほど、上のように、思われた。僕よりも、背は高いが、痩せていて、大きい印象は、受けない。男は、僕に、これは奇遇だ、僕の店では、ちょうど、二万円で、サービスが、受けられますよ、と言った。君?、一体サービスで、二万円とは、高いじゃないか?僕は、上ずった声で、こう言った。けれども、男は、二万円なら、安い方だ、と言う。一回二万円とは、一体、どんな、サービスなんだ?詳しく、話したまえ?けれども、男は、なかなか、本当のことを、話そうとしない。じれったくなり、頭に、血が上る。一体君は、言っていることが、よく、わからない。大切な部分を、ぼかして話すのは、よくないことだ。一体君は、嘘つきだ。嘘つきは、泥棒の、はじまりだ。ちゃんと、話したまえ。男は、それでも、答えたがらない。とうとう僕に、我慢の、限界が来て、大声で、叫んじゃった。

 

 

「なんだ君?一体、揉めるのか?」

 

 

こう口走った、僕を見た男は、口元に、不敵な笑みを、浮かべた。それから、コバエのような、声で、ええ、揉めますとも、と答えた。

 

そうか、揉めるというなら、とことん揉めて、やろうじゃないか。一体正義は、僕の方にある。悪を滅ぼして、正義を示すのだ。男は、僕を、店の中に、連れて行こうとする。そこで、決着を、つけるつもり、なのだろう。カラオケ、みたいな、ところだった。男は、この扉の、向こうに、その、サービスがある、と言った。妙に、はっきりした、口調だ。扉は、がっしりとした、鉄製で、とても重そうだ。なんだか、好奇心が、湧いてくる。一体扉の向こうに、未知の世界が、あるなんて、まるでRPGの世界、みたいじゃないか。そうだ、僕は勇者だ。


僕は、この先には、未知の世界が、あるんですね、と、とんちんかんなことを、聞いてしまった。すると男に、おっしゃる通り、素敵な冒険に、満ち溢れた、未知の世界です、と言われた。僕は、次第に有頂天に、なってきた。僕は、やすやすと、入場料の、二万円を、手放した。二万円のお金など、もう構わない。僕は勇者、なのだから。



扉の向こうに、広がっているのは、なんだろうか。僕のキャンバスには、第一に、果てしなく広がる草原が、描かれた。そこで僕は、白い馬に、乗りながら、敵を、やっつける。次に、僕は、古代の、城を思い浮かべた。次から、次へと襲ってくる、モンスターを、武器を携えて、ねじ伏せる。僕は空想だけで、愉悦に、浸っていた。最後に、僕がふと、思ったのは、ソドー島だった。一体、トップハムハット卿と、ハロルドは、ひどい。僕が、行ってやって、きかんしゃの、代わりに、こらしめて、やろうじゃないか。


扉が空いて、僕は、薄暗い中に、吸い込まれた。



ぷもも園建設記 第二回 スペースコブラ三木谷

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孤独なシルエット動き出せば


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それは紛れもなく「ヤツ」さ


ヤツ…?


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コブラじゃねぇか!

しかもスペースの方じゃなくて三木谷の方のコブラじゃねぇか!



話の発端はぷもも園に最高…フィギュアを…ということで、ハードオフのジャンクコーナーをさ迷っていた時のこと。太すぎるっピやガバのダーディの元キャラを見つけていたものの、ちょうど良いのには巡り会えず、伊号潜水艦「伊尻」でも置いてやろうかとプラモコーナーを覗いたところ、目に入ったのはミリタリーフィギュア。この手のプラモは組まないので詳しいことはわからないが、6体入っているらしい。サムソン体型はいないものの、比較的やせ形のモデルならば再現できるのではないかと思い購入した。



さてパッケージを見て思う。

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この人コブラ三木谷に似てないか?ドラ田編でコブラの電話シーンがあったのも一因だろうが、それだけではなくて顔立ちや雰囲気も瓜二つだ。

インスピレーションは私の頭に舞い降りた。これで伊尻兄貴のスペースコブラ三木谷を作ろうと。






作り方はいたってシンプル、組み立てて体を赤に、ヘルメットを黄色に、そうして最後に顔を塗る、これだけだ。

オリジナルではサイコガンを装備しているが、いろいろ試したもののうーん最高!と言えるものはおろか、ムーア!我慢できるレベルのものすらできなかったので、方針転換、サイコリングを装備させることにした。

サイコリングはオリジナルの装備で、言うなればコックリングの強化バージョンだ。これは使わないバネを切ってリングに見立てたもの。こうしてコックリング改めサイコリングは男の右手に嵌められた。



ようやくキャラクターを登場させることが出来た。キャラクターが出来てくると、似合う背景が欲しい…太いジオラマ頂戴と卑猥な言葉で太ラマをおねだりする淫乱ダディーに大変身!

ということで次回はこのスペースコブラ三木谷とシーチキンの似合うジオラマを作っていこうと思う。




ところでコブラ三木谷のデビュー作で彼は頭に黄色いヘルメットをかぶっている。暗合とはいえ、これがのちのスペースコブラ三木谷への伏線だったのかもしれない。


ガバの木と海のあるまちで (第9回・我が家の一コマ)

 その頃、我が家のモロ感爺は布団に横たわっていた。先日のダディー&島田戦で激ハメじいちゃん共々完膚なきまでに叩きのめされた屈辱は、77歳にもなってまで男色に現を抜かすようなこの色狂い老人にも流石に堪えるものらしかった。時々うわごとが聞こえる。といっても普段からうわごとを繰り返しているようなものなので、別に驚くには値しないのだが。私は襖を隔てた隣の部屋でテレビをぼんやり見ていた。ちゃぶ台の上には読みさしのくだらない漫画、本などがひっちゃかめっちゃかに投げ出されている。私の家は汚兄山(標高184m)の麓の高台にあって、日本海に沈んでいく夕陽がよく見える。洋洋と広がる茜色の海の向こうに目を凝らすと、小さな船が浮かんでいる。浜からすぐ近くにそそり立つ岩の松が、逆光線を浴びて長い陰を作っている。

 

 18時30分、夏の遅い陽が海に沈むと夕凪を破るように風が吹き始める。その風はまだ8月の半ばというのに秋めいていた。軒先からは風鈴の音に混じって微かな秋の虫の声が聞こえてくる。北国の夏は短い。盆が過ぎれば山のあちらこちらが少しずつ秋色に染まっていくことだろう。縁側に出ると、薄暗い坂道を部活帰りの中学生の一群が、がやがやとはやしたてながら街の方へ帰っていくのが見える。街唯一の中学校は私の家の側、すなわち街から見ると高台の上にあるのだ。

 襖を開けてモロ感爺が起きてきた。作務衣をだらしなく身に纏った爺は、何やら食物を探している。そして私にシチューはないのかと聞いた。モロ感爺はシチューを全部飲んでもいいくらい愛していた。彼には並大抵でないシチューに対するこだわりがあり、中でも、もっと突いてクレアおばさんのクリームシチューがお気に入りだった。一度、市川・玉藻・グラジオさんのクリームシチューとして某大手メーカーに売り込みをかけたモロ感爺だったが、会社からは梨の礫だった。私は不承不承にシチューを作らされるハメになった。圧倒的にカレー派だったのでモロ感爺とはもう喧嘩とかいうレベルじゃなくいがみ合っていた。私が中学生になってから抗争は激化、カレーかシチューかを巡って殺し合いになり、近所の人たちの制止も聞かず、警察沙汰になるのは我が家の恒例行事となっていた。それくらい私はモロ感爺が嫌いだった。いや「だった」というのは嘘だ。爺が死んで20数年になるが、今も大嫌いだ。時の流れは過去を美しくするものだ。しかしその恩寵はあまりにも醜悪なものに対しては及ばないようである。

 

 両親を失った私が母方の祖父、つまりモロ感爺に引き取られたのはまだ3歳の頃である。祖母は私が生まれる10年以上前に他界していた。モロ感爺はホモである。しかし彼は長男であったから、家のために結婚せざるを得なかった。大きくなって親戚から聞かされた話だが、モロ感爺は祖母を邪険に扱ったという。「おっぱいど素人」「あ、そう(無関心)」モロ感爺は心無い罵倒を妻に浴びせた。それでも祖母は耐え続けた。そんな私の祖母はある日、事故死を遂げた。姥逸(その頃あった出前サービス)の車に撥ねられたのである。のちの警察の現場検証によって時速140キロを出していたその車は、祖母を一瞬のうちに轢き殺してしまった。轢き逃げ犯は事故に気づかず、百数十km先の新潟の某所で捕まったという。なんでも珍しい苗字の男だったというが詳細は私も知らない。こうして独り身になったモロ感爺は悲しむそぶりも見せないどころか、これ幸いと男色に入り浸った。祖母の生前から男との不倫を続けていたが、枷が外れた今はもう人目も憚らずに男を貪るようになったのである。毎晩のように男を自宅に招き、彼の家は発展場と化した。しかしモロ感爺はしたたかな人間である。デカダンスに身を浸しているようで、その実はある野望を秘めていた。彼は当時の市長の芳賀という男と昵懇な関係になった。芳賀はがっしりとした体型で髭を蓄えていた。そんな芳賀をモロ感爺は衆道の泥沼へと引きずり込んだのである。芳賀はゲイであることを公言していたが、複数の相手を持つことを戒めていた。芳賀にはすでにパートナーがいた。芳賀はスキャンダルが発覚することを恐れ、モロ感爺に口止め料を渡し続けた。爺はその金を街の有力者にばら撒いた。そして彼は芳賀との約束を破り、全てを公にしたのである。芳賀の名声は大きく揺らいだ。それは折しも市長選の開かれるときだった。そこにモロ感爺は立候補したのである。芳賀のネガキャンと金のバラマキが功を奏し、圧倒的だった芳賀の支持層をことごとく寝返らせ、モロ感爺は市長の座を簒奪した。敗れた芳賀は北の街へと追い出されるように去っていった・・・

 

 

ガバの木と海のあるまちで (第8回・激闘!ドナルドvs現様)

 向かい合い合ったドナルドと現の間には重苦しい沈黙が流れ、無言の睨み合いが続いた。オワコンピエロとはいえ、流石に一時代を築いただけあって、漂わせる風格は十分である。このまま戦いになったとしたら・・・現は強敵との死闘を脳裏に描いた。まずこちらは編隊「親父」を召喚し、ハンバーグラー紫芋みたいな眷属を召喚してくるであろうドナルド陣営に対して、物量的に負けない構えを作る。決定打を与えさせずに長期戦、そして最終的には得意の巨根肉弾戦に持ち込めば勝算は十分だ。なにせこちらは百戦錬磨の中年親父たちである。問題はドナルドのスキル「ドナルドマジック」と「らんらんるー」をどのように対処するかだ。いくらタフな耐久性に定評のあるチーム現といえども、これだけ太い攻撃が入ったら壊れちゃうゲージ壊れちゃう。切り札としてF.C.O.Hを常に相手に見せ牽制しておく。問題はどのタイミングで決行するか。それがこの勝負の生命線だ・・・

 

 「公園でお話ししようよ」

沈黙を破ってドナルドが現に提案する。公園でお話しとはやはり一戦を交えるということだろう。覚悟を決めた現はドナルドと並んで店を出た。

 

 公園は海沿いにある。それは北国ながら珊瑚礁の広がる南の島のように白い砂浜と、青々とした葉を付けた赤松とのコントラストが美しい公園だ。海水浴場として解放されている浜辺には、ちょっとした食べ物を売るプレハブの店が幾軒か出て賑わいを見せるのが、この町の夏の風物詩でもある。外れにある岩場は、かの有名な生物学者・三木谷博士をして「生w態w系豊かですねこりゃぁ」と言わしめたほどで、様々な海の生物が姿を見せる。鯛^~や敏感ふとフグくんといった稀少な魚たちに加え、海中にはテラドンと呼ばれる伝説の未確認生物が生息するとの話だ。また、浜の500m沖合には、地元でomnk岩と呼ばれる観光スポットが存在する。その形が真に性器以外の何物でもないことからこう名付けられた奇岩は、10月の下旬の一時期にだけ穴の向こうに沈む夕陽が撮影できるとのことで、その時期には観光客や写真家が浜辺にずらりと並ぶ。

 

 そんな場所へ二人は今から決闘をしに行くのだ。午後七時。まだ宵の口だが、このあたりの海沿いはもう車すら滅多に通らない。そよそよと吹き付ける夜風は涼しく、辺りには秋の気配が漂っている。しかし二人の闘争心は風を受けてますます燃え盛る。海沿いを走る国道を横切り、堤防のすぐ近くまでやってきた。その向こうには満ちた潮が穏やかな規則的なメロディーのようにさざめいている。

 

「いってみよう!」

ドナルドの言葉を、現は一瞬、戦闘開始の合図と受け取った。しかしその声は不思議に軽快だ。よく見れば彼の指は彼方の灯を示している。その光は幾重にも木が茂った松林の向こうに海霧に包まれ、ぼんやりと浮かんでいた。波の音しか聞こえないことも相まってお伽話の世界のような、実に神秘的な光景だった。

「なんだよあれ・・・」

「とにかくいってみよう!」

 

二人は灯の許へとたどり着いた。彼方からは朧に揺めき、神秘的でさえ合ったそれは、着いてみればただの公衆便所だった。現は文字通りの幻滅を味わった。一体、真実を知るというのは幸福なことなのだろうか?Aだと思っていたものが実はBだった。そう知った人間は、現実の冷酷さを身にしみて味わうとともに、Aだと信じて疑わなかった己の愚かさを恥じ、いたたまれなくなる。このことを高遠にして緻密な哲学・芸術体系へと昇華させたのが小梅太夫だ。彼は人間の幻滅を凝視し、独特の哀調で表現し続けた。幻滅を味合わずに済むための方法は二つある。一つはあるものに対する美化した幻想を抱かないことであり、もう一つは幻想を抱きながらその実像を知らないように努めることである。しかし、そんなことが人間に可能なのだろうか。前者を推し進めたら、人の一生はいかほど味気ないものになってしまうことだろう。それは言ってみれば精神の砂漠である。そこには木々も花も生物も希薄だ。精神の砂漠には太陽は昇らず、月も星も見えない。ただ砂や岩石のような無機質の現実があるだけだ。では後者はどうだろうか?彼は誂えた美しい幻想を真実によって壊されることを恐れるだろう。そうして真実との邂逅を避け続ける。彼はあたかも罪を犯しながら逃げ続ける罪人である。いつどこで出くわすかもしれない真実という名の刑吏に絶えず怯えなくてはならないだろう。そうすると結局、我々は分かっていながら幻滅を繰り返すより法がない。「チクショー」それは幻滅の輪廻から解脱することのできない哀れな人間存在の、魂の叫びなのだ。

 

ここはホモタウン、その公園にある公衆トイレ。当然何も起きないはずがなく・・・無論ハッテン場として有名な所だった。

「ドナルドはもちろん君のことも知ってるよ。カリスマ男優の現場監督さんだよね。今日は会えて嬉しいなぁ」

「恥ずかし///」

唐突のファンとの邂逅に喜びを隠せない現ちゃん

「ドナルドは今、男子に夢中なんだ」

「凄いなぁ・・・」

「だからここで一緒にお話し(意味深)しようよ」

「(下心が)見える見える」

現は若い頃に一度だけハッテン場に行ったことがある。彼がこの街から東京に出て間もない頃だった。都内某所のハッテン場に興味本位で行ったのは良かったが、初心者であるのをいいことに、そこにいるホモたちの慰みものにされてしまった。夜が明けるまで文字通り足腰立たなくなるまで回された現は、ハッテン場などもうこりごりと思い、それ以来現はその手の特殊な街角に足を踏み入れることを憚っていたのだ。しかしドナルドは一体なぜ現とのハッテンを求めるのか。彼はドナルドにその訳を訊ねた。

「どうしてって・・・」

道化師は静かに語った。彼は日々ドナルドマジックなどのテクニックの鍛錬に力を入れているが、実戦で試す機会がなかった。そこで今日はプロである現場監督の指導を受けたいとのことだった。


「もっとぶっといの入れてんじゃないの?(余罪の追及)」

「うーん・・・ハンバーガーが4個分くらいかな」

「お太い!」

「もちろんさ。ドナルドマジックもやっちゃうよ」

「すごいなぁ」

全てを受け入れた現はついにトイレの中へとドナルドを導く

「ホラ、変態親父行くぞ。」

「ドナルドです(訂正)」

二人の男の姿がトイレの入り口に吸い込まれ、消えていった。

 

 

さてここから繰り広げられた交合のあまりの生々しさに、私は筆を置かねばならない。

 

 ドナルドのテクニックは現の想像をはるかに上回っていた。現は最初、いつからこんなテクニシャンだったんだ・・・と驚いていたが、そんな余裕があったのも束の間、「これか」「これか〜?」「こっちの方がいいかな」と次々と繰り出される技に頭が真っ白になった。奥義ドナルドマジックに現はなすすべも無く壊れていく。道化師の脳天を突き上げるファックに現のボキャ貧は加速し、ただうわごとのように「いいわいいわ」を連発するだけになった。意識が朦朧とし、世界がぐるぐると渦を巻いているような錯覚に陥る。「ランランルー」とともに果てたドナルドから解放された現はドタリと床に倒れ込んだ。

「今日はありがとう。また今度お話ししたいなー」

そして長時間のプレイにもかかわらず疲れひとつ見せないドナルドは、軽やかな足取りで帰路についた。

 

公衆便所に残ったのは捨てられた現の姿だった。虚ろな目を床に移す。灯にやって来た蛾が一匹、白い腹を見せて死んでいる。蛍光灯が切れかかっているのだろう、チカチカとしていて端がオレンジがかっている。波の音は相変わらず高い。現はようやく起き上がる。ドアに手をかけた瞬間、彼はある違和感に気がついた。

 

「ダメ、ズボン無い・・・(新事実)」

しかし、無いのはズボンだけではなかった。彼が下半身に身につけていたもの全て、つまり靴や靴下、パンツまでが無いのだった。恐る恐る扉を開けて外を見る。そこには誰もいない。砂の上に靴が片方だけ投げ出されていた。先には片割れがやはり砂に半分めり込むような形で放り出されている。しかしそのほかの身に付けていたものはまるで見当たらない。

 

 いくら夜陰に乗じようと、下半身を露出したままでは家までは辿り着けないだろう。財布も携帯も全てはズボンのポケットの中だった。無論これらも見つからない。こうなってしまうともはや助けを呼ぶことも不可能だ。


「嗚呼、駄目駄目駄目」


先程まで嬌声に充たされていた空間に現の力ない嘆きが響き渡った。