ぷもも園

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中が気持ちいいMOCOMOCO’sキッチン 太いシーチキン篇

先日ふと太いシーチキンが欲しい…と思って家を飛び出し、卑猥な言葉で太シーチキンおねだりしつつスーパーを回っていたところ次のようなシーチキンに出会った。

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その名もサラダシーチキン。

周知の通り一般的なシーチキンはほぐした身が油漬になって缶に入っている。しかしこれは全く趣を異にしている。なにしろブロックの切り身が一枚塊で入っているというのだから驚いた。缶に入っていないパックタイプなのも斬新である。

切り身の大きさで太さを判断するならばこれは正しく最上級の太いシーチキンに違いない。缶詰のシーチキンの中にも太目の商品にはごろっとしたぶつ切り状のものがあるがさすがにこの塊には敵わない。

これはガバ穴ダディー向け商品に違いない。彼の太いシーチキンが欲しい…という強い思いが届いたのだ。普段は真面目で優しい彼が淫乱ダディーに変身しホモビデオに出演するという代償を払って彼は世界に向かってこう発した

「太いシーチキンが欲しい…」

この商品が発売されたのは2018年のこと。彼がおねだりを発してから実に十余年の月日が流れていた。彼は太いシーチキンの出現を待ち続けた。細いシーチキン、ときには細い鯖缶を食べつつしかし決してそれに満足することなくまだ見ぬ太いシーチキンに憧れ続けてきた。来る日も来る日もダディーは太いシーチキンを夢に見た。彼の願いは遂に結実した。憧れの太いシーチキンを手に入れたダディーの喜びはこの上ないものだったに違いない。きっとガバ穴ダディーは世界の何処かでこの太いシーチキンの味を噛み締めていることだろう。

さてこのシーチキンがダディー向けと言ったのにはその身の太さ以外にも理由がある。パッケージを見ると糖質ゼロと謳われている。ネット上にもダイエット中の方におすすめというようなレビューがちらほら見られる。この商品は水煮で、缶詰の油漬シーチキンとは全く異なる。つまりこれはダディーの健康状態に配慮しているのだろう。ダディーにはそのシャツなどから運動をしている形跡が見られるものの腹の太さは尋常ではない。高タンパクでありながら脂質糖質の少ないサラダシーチキンは太めでありながら運動をするダディーにとってはまさにうってつけの商品なのである。

ダディー専用のこのシーチキンを食べることで少しでもガバ穴ダディーに近づけるのではないだろうか。そう思い購入した。

その調理方法は大いに悩んだ。サラダシーチキンとあるからほぐしてサラダにするのが王道なのだが、これでは普通のシーチキンと同じである。やはりここはダディーのように太さを十分堪能したいと思った。ネットにはフライドチキン風に仕上げるレシピやサンドイッチが紹介されておりどれも良さそうだったが最終的にオリジナルメニューで行っちゃうことに決めた。その紹介の前に少しそこに至るまで考えたことを書いておこう。

ガバ穴ダディーはビール腹から推察されるようにかなりの酒豪である可能性が高いと筆者は思っている。他の記事で調査した通り彼の着ているシャツは2004年のアテネオリンピックの時のものだがこれもビールの景品であった線が濃厚であると考えている。実際にアサヒビールなどではオリンピックロゴの入ったコップやジョッキが当たるキャンペーンを開いていたからシャツが景品であったとしても不思議はない。

話が脇道に逸れた。何が言いたいかと言うとダディーがビール好きであると仮定した上でビールに合うシーチキン料理を考えついた。それは単に焼くこと。味付けは醤油を少しと仕上げに山椒の粉。たったそれだけである。なお焼く際にはオリーブオイルを使用した。本稿のタイトルはこのオリーブオイルからの連想である。

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仕上がり。至ってシンプルである。見た目は普通のマグロの切り身を焼いたものとあまり変わらない。これを出されて素材がシーチキンであると信じる人はそうそういないだろう。

実食。市販のマグロの切り身を同じように調理すると固くなることがあるが、今回はシーチキンすなわち調理済みの切り身を使用したため柔らかいままだ。予め水煮になっていたせいか醤油もよう染みててう〜ん最高!ビールもいっぱいいっぱい入っちゃう入っちゃう入っちゃう!

あまりの美味しさに194.19秒くらいで食べ終わっちやったあ!太いシーチキンは、おいしい。

さすがに太いだけあって素材としても美味しいが今度は素材の味を楽しみたいのでそのままスッチョムしてみるつもりである。

今回の中が気持ちいいMOCOMOCO’sキッチンはこれにて終了。

次回は老舗旅館「喜ぶん宿」の人気メニュー

パイパイパーイパパイニ"チーッチッチッチッチッチッチッズヲ

を再現していこうと思う。